紫外線
紫外線と関係のある疾患
紫外線が強くなる季節になりました。紫外線が多いのは5月から9月にかけて。真夏だけではありません。紫外線による肌の日焼けは言うまでもありませんが、目の影響も忘れてはなりません。紫外線はどんな疾患に関係があるのでしょうか?
①角膜炎
強い紫外線が当たると、角膜の表面に傷ができて、角膜炎を起こすことがあります。(スキーの時の雪眼炎がこの例です。)異物感、目痛流涙、充血などの症状を引き起こします。
②翼状片、瞼裂斑
痛みはありませんが、充血を伴うことがあります。
③白内障
紫外線は危険因子のひとつとされています。
④黄斑変性
紫外線対策は?
外からガードしましょう!
- サングラスの装用
- 帽子・日傘の使用
- コンタクトレンズ(UV)カットの装用
サングラスは、色が濃いものは瞳孔が開いて、紫外線の影響が大きくなる可能性があります。UVカットできるもので、色が薄いものがおすすめです。
体の内からブロックを!
栄養を摂ることで、紫外線に負けない体を作りましょう。緑黄色野菜(βカロテンなど)、ブロッコリー・ほうれん草(ルテイン)、鮭(アスタキサンチン)、トマト(リコピン)、レモン(ビタミンC)などを、上手に食事に取り入れましょう。